医療機器のリーディングカンパニーとして
培ってきた豊富なノウハウと
テルモ独自の技術力で
最適なデバイスを提案します
テルモは、薬剤の特性や用途に応じて、独自の技術を組み合わせてデバイスの開発・生産を行います。
設計や生産技術に特化したデバイス設計チームに、医薬品開発や薬事申請経験をもつ医薬品製剤チームが加わり、
薬剤に合わせた素材のマッチングから、用途に合わせたデバイスの設計まで、総合的な提案ができることが私たちの強みです。
製薬企業と共に医療現場が求めるDrug & Deviceの融合を実現し、新たな価値を生み出すことで、共に医療に貢献します。
テルモは国内初のプラスチック製「プレフィルドシリンジ」の発売以来、20年にわたり国内市場を牽引し、ディスポーザブルシリンジの礎をつくってきました。
プラスチック製シリンジは、ガラス製に比べて軽量で割れにくく、扱いやすいことが特徴で、形状設計の自由度が高いことから、ユーザビリティを追求したデザインが可能です。また、ガラス成形時に起こりやすい不純物混入リスクも回避できます。
一般的なプラスチック製シリンジは、摺動性を高めるためにシリコーンオイルを塗布したりフィルムコーティングを行いますが、テルモでは独自開発のポリマーコーティング技術により、医薬品業界初のシリコーンオイルフリープラスチック製シリンジを実現しました。
シリコーンオイル由来のタンパク質の酸化・凝集リスクを抑制すると共に、滑らかな摺動性を両立させたテルモ独自の技術です。
テルモは1963年に国内初の使い切り注射筒を発売して以来、安全で高品質な注射針の研究開発に取り組み、近年ではインスリン注射針の技術を応用した針付注射器を開発しました。
これらの技術を組み合わせ、医療現場のニーズに応じた付加価値の高い注射針の開発を目指しています。
針先端に近いほど細くなるテーパー構造は、針先が痛点に触れる確率を低くしながら、粘性の高い製剤でも注入抵抗が軽減されることが期待できます。
独自の技術「アシンメトリーエッジ(非対称刃面構造)は、傷面を極力小さくできるため、皮膚への挿入がよりスムーズな針を実現します。
電子線減菌などの一般的な減菌法は、容器の材質内にラジカル(不対電子を持つ原子、分子、イオン)が発生することがあり、これがバイオ医薬品の酸化や凝集の一因とされています。テルモでは、プラスチック容器を変質させずに高温高圧のオートクレーブ滅菌をかけることができる、高度な技術を有しています。
テルモでは、容器成形から充填、密封、包装までを一貫ラインで行います。
オートクレーブ滅菌をかけられないバイオ医薬品については、アイソレーターを用いた無菌エリア内での充填、密封を行うことができます。また、充填方式は複数の方法から選択でき、薬液の特性に合わせた製品開発を実現します。
プラスチックの素材特性を活かし、ユーザビリティを細部まで追求したデバイス開発が可能です。例えば、高度なポリマー加工技術を用いて、医療現場の業務負荷を軽減するような、これまでにない機能や形状のシリンジをユーザー目線で検証し、開発しています。
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